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スラブ岩登りと展望の良い低山を縦走 【和気アルプス 神ノ上山/和気富士】

晴れのち曇り

 

 

前日の天気予報では早朝に雪、その後小雨で寒い一日の予報でした。和気駅に到着するまでの車窓からも道路がかなり濡れていたのですが、駅に到着すると青空ものぞき良い天気となりました。今日登るスラブの斜面が思いのほか切り立って見えているのに少しドキドキしながら、みなさん元気よくスタートしました。

 

まずは町の中を歩き、安養寺橋を渡り、和気中学校裏の登山口から登りました。スラブ斜面の取りつきが少し判り難いのですが、ピンクテープがあり迷わずに行くことができました。

 

スラブの斜面は幸いにも濡れておらず、フリクションも良好です。左手に大きな鷺の巣岩(白岩様)や登ってきた斜面を眺めながら一気に高度を稼ぎます。最後に少し岩場を登り、短いハシゴを越えるとチンネの頭に到着しました。本日のメインイベントは終了したようなものですが、登山道を歩いて神ノ上山へ、お昼の時間には早いので記念撮影して竜王山に向かいました。神ノ上山から涸沢峰へのルートは良く整備されており展望も良く、ところどころにイノシシを模った標識があり楽しく歩けました。

 

涸沢峰から竜王山へのルートはシダが散らばっていましたが、直前ですれ違った草刈り機を持った方が登山道整備をして下さったようでした。竜王山でお昼ご飯を食べた後、涸沢峰に戻って最後ピーク和気富士をめざします。途中にも穂高山など小ピークがたくさんあり、標識を探しながら楽しく歩けました。毎年お盆に焚かれる「和」の字を上から眺め(文字の形は判りませんが)少し下って登り返すと和気富士に到着しました。小休止後無事に下山し、予定より少し早く和気駅に到着しました。

 

低山ながら眺望もよく、スラブや少し岩場など変化のあるルートで天候にも恵まれ、みなさん楽しまれたようでした。春には藤の花が咲く藤公園も有名で、次回にとリクエストを頂きました。

 

◇コースタイム

和気駅8:15・・・8:50 和気中学校裏登山口・・・10:15 神ノ上山・・・奥の峰・・・11:15 涸沢峰・・・11:30 竜王山12:00・・・12:10 涸沢峰・・・13:30 和気富士・・・14:10 和気駅

◇参加者 7名(男2 名 女5名)

◇費用 JR(姫路、はりま勝原~和気 往復)1,980 円/人