2024年 7 月 21 日(日)晴れ
徒歩会でHリーダーが沢登り山行を始めて4回目の夏です。近畿地方が梅雨明けし、地上の各地では35℃を超えるとても暑い日。沢登りの谷では木々の緑色が作ってくれる木陰が涼しく、水飛沫を長く浴びた時は寒さで震えるくらいでした。今シーズン3回目は、6名で比良山系蓬莱山の南西面から流れるヘク谷を小女郎池目指して登ります。私は今年の沢初め、通算11回目。
ヘク谷は、Hリーダーが事前に配布してくださった資料には「入門の谷として人気が高い」「初級者が沢登りの技術を実地でトレーニングするにはうってつけの沢」と!ただし、エスケープルートがないとも聞いていたため、心地いい水流にワクワクするも、出来るだけ体力温存を心掛け、時には敢えて水を避けて岩岩を歩いたり。4 年目ともなると自分に合ったルートを歩くことも覚えました。2箇所の大きな滝では、リーダーがトップロープで確保してくださったお陰で、目標の中間地点くらいまでは楽しく進めました。そして、この日最後の大きな滝、2 段15メートルの滝を高巻きするために急斜面を登り、時間的にこのまま登山道まで登り続けることを決めました。終わってみれば、今日の核心部はこのエスケープ。何度もリーダーがロープで確保してくださり、都度都度プルージックを作って登りました。プルージックは去年秋の雪彦山遭難救助訓練で覚えましたが、実地で使うのは初めて。「訓練に参加して良かった」と思いながら、登山道を目指しました。”暑い夏は水浴び!”と始めた沢登りでしたが、参加するたびに楽しさと共に技術の大切さを痛感し、経験値が上がります。そして、沢登りは協力することの大切さも学びます。ご一緒の方に「ありがとうございます」とお礼を言う場面が多くあります。今回も、Hリーダーを始め、ご一緒してくださった5名の方々!本当にありがとうございました。
◇コースタイム
7 月 21 日(日)
Wink 球場西駐車場 5:30 出発~8:30 ヘク谷出合P・・・14:00 2 段15メートルの滝(出渓)・・・18:00 登山道合流・・・
19:20 坂下バス停・・・19:45 ヘク谷出合P~22:45Wink 球場
◇参加者 6名(男2名・女4名)
◇費 用 交通費 8,600 円/人(車両維持費含む)