2024年6月9日(日)・雨
残念ながら日本百名山には兵庫県の山は選ばれていません。新日本百名山には六甲山と氷ノ山が選ばれています。我々に一番身近な日本百名山と言えばお隣の鳥取県の大山ですね。大山は、伯耆大山と呼ばれ中国地方最高峰です。弥山、天狗ヶ峰、槍ヶ峰、三鈷峰などのピークからなり、その山容から伯耆富士とも呼ばれています。
朝 5 時、総勢 9 名のメンバーが、姫路球場西駐車場に集合!雨がしとしと降る中、“てんくら”や“ヤフー天気”を見ながら山行決行か?中止か?の判断に迫られていました。すると1人の方が、「ここまで来て中止なら、暴れるわよ!」と(泣)
出発時点では、てんくらB→A予報の時間も出て来ていることを確認し、リーダーを中心に参加メンバーとも相談し、GOの決断をしました。車2台に分乗し、道中車内はいろいろな話題で大盛り上がり。あっという間に、南光河原駐車場に到着。思った以上に先客の車がたくさん駐車しており、何とか無料駐車場に無事駐車。小雨の中、雨でも構わず登山の精鋭メンバー達が身支度を整えます。8 時に大山夏山登山口から登山開始。今日の予定コースは、大山夏山登山口~大山(弥山)~行者登山口周回コースでしたが、リーダーの判断で、ピストンということになりました。安全最優先です。スタートすると、我々の後方から地元のパトロールの方が声を掛けてくださり、「10 時ごろには雲が切れるよ」と嬉しいことを言ってもらい、一同安堵の様子。1合目、2合目、3合目・・・と標識を確認しながら歩を進めて行くと少し雨風が強くなって来ましたが、スタートの際に全員レインウエアを着ていたので大丈夫。5合目手前の見晴らしのいいスポットに到着。すると、弓ヶ浜半島が少しの靄の中、綺麗に見えました。これは行けるぞ!と思いましたが、甘かった!
6合目避難小屋になると雲の中に入ったようでガスが立ち込め、雨が吹き降りになり、レインウエアを再度着て、山頂へ向けてスタート。どんどん雨が強くなり、爆風吹き降りの中、ウグイスや小鳥の囀りを聞きながら何とか8合目に到着。そこからは木道部分なので、歩きやすいですが滑り易いので要注意です。天然記念物のダイセンキャラボクに癒され、どんどん進みます。8合目からはあっという間でしたが、かなりの風雨のため山頂碑まで行く前に、全員で大山頂上避難小屋に駆け込みました。新しくなった小屋は貸し切り状態の中、レインウエアを脱いで昼食。しばらく休憩している間に、小雨になるかなと期待していましたが、甘かった!更に暴風雨が厳しくなる中、メンバー全員で記念撮影。でも、何ていうことでしょう?いつもと違って斜が掛かった雰囲気のいい記念写真になりましたよ。 そして、弥山からはそそくさと下山開始。木道は滑る滑る。ピストンで来た道をあっという間に全員無事
登山口まで下山。こんな悪天候の大山でしたが、まあまあの登山客が来ていて、小中学生 30 人ぐらいの一行、20~30 人のツアーパーティーが数組。その中で、驚いたのはノルディックスキーの元選手の荻原次晴さん(お兄さんの荻原健司さんは現・長野市長)の「次晴登山部」ご一行ともすれ違いました。(再度、蒜山高原SAでニアミス)
山頂での暴風雨は凄かったですが、いい経験になりました。私にとっては、2回目の大山でしたが、♪ああああー、大山はー、今日も雨だったー♪でした。でも、前回はこんなに吹き降りの暴風雨では無かったよなー!! 次回は、3度目の正直です!!!
◇コースタイム
南光河原駐車場 07:50・・・大山夏山登山口 08:00・・・6合目避難小屋 09:50・・・
大山頂上避難小屋 11:00(昼食)・・・大山(弥山)11:40・・・南光河原駐車場 14:00 着
◇参加者 10 名(男 3 名・女 7 名)
◇費 用 5,600 円/人2