2024年5 月11 日(土) 天気 晴れ
AM6:38 姫路駅、新快速電車に7 名、網干駅で1 名、明石駅で1名乗車し、計 9名で滋賀県の比良釈迦岳に向かいました。堅田駅で乗り換えをし、比良駅到着後はバスに乗り、イン谷口へ。バスは登山客に溢れ、その光景に驚きました。
AM 9:20 イン谷口登山口よりスタートしました。まず、初っ端、湿って、折れるのではないかと思われる短い丸木橋をこわごわ歩き渡りました。大津ワンゲル道を進んで行くのですが、台風のせいで倒木が多く、それらが道をふさいでいたので、くぐったり、跨いだりを 何回も繰り返しました。序盤は右手側の樹々の間から琵琶湖が見えたり、花が咲いていなかったので「イワカガミ」か「イワウチワ」か分かりませんでしたが、それを話題におしゃべりしたり、ハイキングコースのように歩きやすいゆるやかな坂道を進んで行きました。
標高が上がっていくとピンク色の可憐な小花を複数つけた花が増えていきました。「イワカガミ」のようです。初めて群生していているのを見て癒されました。しかし、ここからだんだんとため息が出てしまう急登と鎖場(岩登り)が続きました。ロープがありましたが、見上げると圧倒されて「ここを登るの?」と怖気づいてしまいました。ところが、張り出している無数の木の根や岩をつかむと、安定して、不思議なことにアスレチックのようで楽しく感じました。
そして、AM11:50 比良釈迦岳1060mの山頂に到着しました。ほとんど展望のない平坦で広いスペースの山頂で、まさに緑さす中、30 分間のランチタイムをとることが出来ました。
その後、カラ岳に向かいましたが、大変歩きやすい道を15 分程進むと立派な電波塔がありました。そこがカラ岳1030m の山頂でした。次は北比良峠です。そこに向かう途中に3ケ所も崩落しているところがありました。本当に危険なところで右側は崖のように急斜面でゾッとしましたが通過しなければなりません。慎重に足を運んで全員クリア!冷や汗ものでした。
13:10 頃には、今日一番のご褒美とも言える絶景の北比良峠に到着しました。琵琶湖も対岸の山々も見渡せる壮大な空間です。テントを張っている人もいました。稚拙な表現ですが「綺麗!素晴らしい!」の一言に尽きます。
景色を十分に味わった後は大山口へ下山です。その道は石がゴロゴロしていて、その上距離も長くて、転ばないように、滑らないように、足首をひねらないように、ケガしないようにと集中力が欠けないないようにしました。大山口に近づくにつれ、水の流れる音やカエルの大きな鳴き声も聞こえてきて安堵しました。
そして15:10、全員ケガなく下山しました。今日の山行は岩登り、崩落個所通過、イワカガミ群生、北比良峠絶景など盛りだくさんで、この先ずっと記憶に残ると思います。
リーダーさん、大変お世話になりました‼ 一緒に行動してくださったみなさん、楽しかったです。またよろしくお願いします。
◇コースタイム
姫路出発6:38~イン谷口バス停9:15~登山開始9:20・・・雄松山荘出合10:30・・・釈迦岳11:50(30 分間のランチタイムをとる)・・・カラ岳12:35・・・比良明神13:00・・・北比良峠13:10・・・カモシカ台14:10・・・大山口14:50・・・イン谷口バス停15:10
◇参加者9 名(男2 名、女7 名)
◇費用 片道(電車3,230 円+バス400 円)=3,630 円 往復3,630×2=7,260 円/人